こっち側は五叉路の「君塚」にはよく行っていたが、この店はまだ未訪だ。
昼時ははずしていたが営業していたので入ってみた。
ドアには店の名前の通りに大黒様が描かれていて客席は奥に広がっている。
店の前にあったメニューを見ると、天ぷらの種類が多い。
かき揚げと春菊天が評判らしいが、前に並んだ客の分で完売してしまう。
時間がかかるらしいからタマネギ天にした。
黒々とした出汁はやはり辛めだ。こういう出汁には玉子が良い仕事をしてくれる。
慌てて溶くことはせず、天ぷらから蕎麦へと一通り食してみた。
そばは「へぎ蕎麦」のようにむちっとコシがある。最近のチェーンではなく
昔からある立ちソバ屋としては随分と立派な麺を使っている気がした。
タマネギ天は粉の部分が多くてもったりするが、立ちソバ屋らしいボリュームだ。
滲み出る油でこってり度を増した出汁に対して玉子を溶きこむ。
上品さはないが、安くて腹に溜まる正統派の天玉そばと言えよう。410円は嬉しいな。
やたらと大きい七味唐辛子の容器は気になったので最後に少し振ってみたが
そうでなくても辛口出汁だから、それほど出番はないかもね。
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