2019年11月30日土曜日

中野の「東家」にて

友達の付き合いで北野神社の酉の市へ行ったら、今年は熊手以外の露店がなかった。
なんでも騒音へのクレームで自粛しているらしい。
焼きそばかお好み焼きを食べようと思っていたが、ないなら仕方がない。
中野駅へ向かう途中で「あいロード」をまわってみたら、焼きそばの店があった。
昭和27年開業ってことらしく、創業時の味を守ったソースやきそばがあるそうだ。
露店と比べりゃ安いわけじゃないけど、700円って別に高くもないよね。
出てきたソース焼きそば、紅ショウガ、青のり、なるとがトッピングされている。
具はキャベツばかりで豚肉など他の具は見当たらない。
ぎっとり油で味付けも濃いけど、紅ショウガとなるとが緩衝材的な役割を果たす。

俺の記憶にある「懐かしの味」とは違ったけど、これはこれでレトロな良さなのかな。

食べ終えると少しもたれる。コンビニに寄ってたっぷりお茶を飲んだ。
四川・東家中華料理 / 新井薬師前駅中野駅沼袋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.2

2019年11月26日火曜日

鷺ノ宮の「龍吟軒」にて

駅前の「むさしの」が閉店して間もなく、すっかり取り壊されていた。
夜勤の前に時々寄ってたんだけどね。今回は隣のラーメン店に初潜入をする。
バス停前にあるから、入口の前に人が並んでて意外と入りにくいんだよね。

豚骨ラーメンで、ノーマルの白、マー油と焦がしニンニクの黒、辛い赤の3種類。

卓上のトッピングもいろいろあったりする。
普通の豚骨(白)にネギをトッピングした。低加水の細麺で歯ごたえがある。
スープは風味こそあるけどのっぺりした感じで、好みでのトッピングも鍵になる。
1人前の麺量が2割増し(100g→120g)になったそう。
これまでは替え玉2玉無料だったのが1玉無料に変わったなんて書いてある。
量的には替え玉ナシでもよかったけど、せっかく無料なら、と。
ぬるくなったスープに入れて、高菜やモヤシ、ラー油なんかも混ぜてみて。
もはや別の食べ物って気にもなってけど、変化が楽しめて腹いっぱいにもなれた。

しかしこの後で出勤するのは億劫だったな。。。

龍吟軒ラーメン / 鷺ノ宮駅都立家政駅
夜総合点★★★☆☆ 3.3

江戸川橋の「砂場」にて

嫁のリクエストで神楽坂へ出かけた時に、昼飯を食べに蕎麦屋へ寄った。
モダンな雰囲気の店なんだけど、実はけっこうな老舗で戦後間もない昭和23年が創業。

せいろ、かけは670円で1,000円前後のメニューが目立つ。
昼に1,000円ってのは気が引けたので、おろしそば(920円)にしておいた。
暑かったから冷たいのがいいな~なんて嫁も誘導しようと思ってはみたけど、
向かいからは容赦なく天せいろ(1450円)を注文する声が聞かれたのだった。

きれいに盛り付けられてるね。カニカマがなんだか可愛いような。
子供がほしがるんでカニカマは献上した。代わりに天せいろからナス天をもらう。

蕎麦は生ソバで、つるりとした中にエッジも感じられる舌触り。
コシもあって辛口のツケ出汁によく合っている気がする。天ぷらも揚げたてで熱々。

昼時ってこともあったけど、待ち客がでるくらい人気な店だった。入ってみるもんだ。

そば処 砂場そば(蕎麦) / 江戸川橋駅早稲田駅(メトロ)神楽坂駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2019年11月21日木曜日

富山の「味の笹義」にて

富山みやげに買った鱒寿司。豪勢な器に入っていて、なんだか雰囲気あるよね。
ふたを取ったら全面が笹でくるまれている。葉の香りもいいね。

開いてみたら鮮やかなマスの色。脂の流線が食欲を湧かせてくれる。
寿司飯がぎゅっと詰まっていたからすごく切りやすかった。
マスの味、米の甘み、笹の香り。単純なように見えて飽きの来ない味。
さすが老舗の鱒寿司だね、なんて他のを食べたわけでもないのに嫁と語ったりした。

味の笹義寿司 / 布市駅小杉駅(地鉄)上堀駅
夜総合点★★★★ 4.0

2019年11月20日水曜日

敦賀駅の「気比そば」にて天玉

天玉そば 450円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆★☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆★☆☆☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←★☆☆☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆☆★☆☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆☆★☆→ 好み

かき揚げは粉が多めだけど、小エビの香ばしさが漂っていて昆布出汁によく合う。
色黒の蕎麦はムチッとしていたが、ダレるのが早いので時間を置かずに食べるのがいい。
昆布のきいた穏やかな味の出汁、唐辛子を足すと玉子が活躍できる。
福井を通り抜けて敦賀駅。特急から在来線に乗り換えたついでに駅ソバ屋へ。

駅舎自体が新しい感じで待合室もくつろげる空間になってるね。
お土産や観光案内、待合室の先にコンビニ、次いでトイレ、その先に立ちソバ屋。
なんか配置に違和感はあるんだけど、安くてオリジナリティのある店に会えた。
富山で食べた白エビのヤツより好きな味だったな。こっちのが安かったし。

気比そばあまのそば(蕎麦) / 敦賀駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

2019年11月17日日曜日

金沢駅の「白山そば」にて天玉

天玉そば 570円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆★☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆★☆☆☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←☆☆★☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←★☆☆☆☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆★☆☆→ 好み

蕎麦はコシってほどないが太めでムチムチとして食べ応えある麺。
出汁はやけに甘口に感じられるけどクドさはなくて上品な味わい、麺によく合う。
天ぷらは衣で太った海老天、歯ごたえのある海老は良いかな。いろいろ独特。

北陸屈指の大型駅・金沢。駅ビルの中にこの店はあり。改装間もないのかきれい。

「野菜のかき揚げそば」ってのもあったけど、別に「天玉そば」もあった。
まんなかに海老が配置された幅広な衣の天ぷらで、ほぼ「たぬきそば」の装い。
けど海老はちゃんと歯ごたえあったしね。

蕎麦は太め。玉子はおいしい卵黄なんだけど出汁が甘い分だけ出番が弱いかな。
金沢らしさって訳じゃないけど、いろいろ独特で面白かった。

加賀 白山そばそば(蕎麦) / 金沢駅北鉄金沢駅七ツ屋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

2019年11月11日月曜日

電鉄富山駅の「越中そば」にて天そば

白エビかき揚げそば 750円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆★☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆☆★☆☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←★☆☆☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆☆☆★☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆★☆☆→ 好み


色黒で太めな蕎麦はコシってホドじゃないけどムチッとして、醤油の色濃い出汁にからむ。
大きな野菜かき揚げの表面に白エビ群が張り付いてる感じで、揚げ置きヘニョヘニョは残念。
白エビはちょっと外殻の歯ざわりが気になる。香ばしさはあるけど値段を考えるとね。


出張ついでにした家族旅行も一段落して、ようやく仕事モードに入る。


初日の昼食はご当地の立ちソバ屋。JRの富山駅に隣接してる電鉄富山駅。
その改札前の待合室の中にある「越中そば」だ。


さっそく天玉に、と思ったけど。
「特選白エビかき揚げそば」なんてのがある。富山の名産白エビ。気になる。
単価が高いから玉子は抜きにして、白エビかき揚げの実力を確かめようなんて思ったけど。
食べ終わってみれば、ふつうの野菜かき揚げで天玉にしても良かったな。

越中そばそば(蕎麦) / 電鉄富山駅電鉄富山駅・エスタ前駅富山駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

富山の「剱の湯 御宿野乃」にて

富山で泊まった宿。エントランスも部屋も温泉もずいぶん立派なんだけど、
宿泊料金は朝食付きで6,000円/人くらいってずいぶん安かったんだよね~。
さすがドーミーインのグループホテルだ。ホントはここに連泊したかったんだけどね。


和洋折衷のツインルームでふかふかベッド。眠りも気持ちよく、子供も熟睡で快適極まる。
唯一の心残りは、腹がいっぱいすぎてサービスの「夜鳴きそば」を食えなかったこと。


温泉の写真は撮れないから、前の宿に引き続き公式ホームページから。


朝食はビュッフェス形式。とった膳を撮りたかったけど、嫁の両親や子供と一緒だし
あまり食卓でパシャパシャとはしにくかったんだよね。
海老の入った炊き込みごはんがやけにウマかったから、そこだけ激写してみた。
ビジネスホテル価格なんだけど、いいホテルで良かった。

富山の「ぼてやん多奈加」にて

富山に入ってまず訪れたのが、ぼてやんというお好み焼きの店だ。
駅前の地下通路を歩いていった先にある商業施設の中なんだけど、
周辺の飲食店や土産物屋なんかは閑散とした感じで、奥のほうにあるこの店が盛況。


注文してから30~40分くらいかかるという、四角いお好み焼き。
嫁の両親が以前にテレビで見たそうで、ずいぶん楽しみにしていたという。


夕方に到着してみると、幸い並びの列ができてるほどでもなく、すぐに入ることができた。
大きな鉄板には幅広で高さもあるお好み焼きが次々と焼かれていっていた。



出てきたお好み焼きは長方形に近い形状で、ソースの上にマヨネーズがどっさり盛ってある。
高さもあり全体のボリュームは凄そうだけど、ふわっふわの軽い食感が気持ちいい。
マヨネーズも想像よりもギトギトせず軽い感じで、生地によく合ってるんだよな~。


こりゃウマいわ。4人で大きいのを2つ、ペロリと平らげた。


気がつきゃ入り口周りにずいぶん人が増えていた。人気なのもわかるね、これは。

ぼてやん多奈加お好み焼き / 電鉄富山駅・エスタ前駅新富町駅富山駅
夜総合点★★★★ 4.2

2019年11月8日金曜日

糸魚川の「タウンいとよ」にて

家族旅行で電車旅。白馬から大糸線で糸魚川に出て、富山方面に向かう前に、
広い目で見れば駅に併設されている感じの物産館めいたところへ行く。
ご当地グルメが食べられる食堂があり、「糸魚川ブラック焼きそば」なんて。
なんでも「新潟うまさぎっしり博」でグランプリだったそうだ。
嫁の両親は駅弁を買うってことだったから嫁と一緒に入ってみた。

ブラック焼きそばのスープとサラダ付きのセットが800円くらい。
単品でもよかったんだけど、スープとサラダはうどんを食べる嫁に献上する。

半熟よりはカタめの目玉焼き、カツオブシをたっぷりのせたブラック焼きそば現る。
キャベツとイカもたっぷり入っているが、漆黒の麺は何がからんでいるのか。
そんなにイカスミ臭いわけでもなく、ソースっぽいちょい酸味のある味がする。

もたっと一団になってるようで最初はちょっと食べにくい気もしたが、
「お酢をかけるのがオススメ」なんて書いてあって、卓上の酢を少しかけると
すっぱさよりはマイルドさと食べやすさが引き立つような感じがした。意外とウマイ。

タウンいとよそば・うどん・麺類(その他) / 糸魚川駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

白馬の「ハイランドホテル」にて

家族旅行でやってきた白馬。
嫁と子供だけなら富山に連泊コースだったけど、嫁の両親がいたので白馬~富山に変更。

いや、決して嫁の両親のせいで悪い方向にいったとかそういうわけではない。
むしろ立派な温泉宿に投宿することができた、などと言うよりは。
旅費の負担分を勘案すると、嫁の実家の旅行に俺が紛れ込んだといって過言じゃない。
外観やエントランスは旧い感じだったけど、ツインの洋室はきれいだったね。
温泉の写真は撮るわけにもイカンので、公式ホームページから拝借してきた。
ここまではっきりと逆アルプスじゃなかったけど、天気も良くて景観は良かった。

白馬の「橋詰そば店」にて

ざるそば 700円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆★☆☆→ コシ   
○出汁    : 甘口 ←☆☆☆☆★→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆★☆☆→ 好み

信州そばの看板を掲げる駅前のソバ屋(椅子あり)でいただいたザルそば。
香りは海苔の勝ち、コシもなくはないけどモギュッとするほどではない感じだった。
辛口のツケ出汁にのど越しのいい蕎麦。それほどご当地感はないかな。

家族旅行でまず白馬に1泊。先にチェックインしている嫁と子供(+嫁の両親)を追い、
送迎待ちの間に駅前の立ちソバ屋風の店に入ってみることにした。
すでに信濃大町で天玉を食べてきていたのでここではシンプルにざるそば。

外国人観光客も多いみたいで、いろんな説明が英語なんかで書かれてたよ。
天玉そばもワールドワイドになったらいいな~。


ちなみに店の名前は観光協会のホームページなどで確認したもの。
食べログ事務局にも情報を送ったんだけど「確認がとれない」って変更してもらえんかった。
まあ別にいいんだけど。


白馬村観光局 公式ホームページ
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/privilege/restaurant/index.html


白馬駅前ネットワーク
http://hakuba-ekimae.net/food.html

信州そばそば(蕎麦) / 白馬駅
夜総合点★★★☆☆ 3.4

信濃大町駅の「カタクリの花」にて天玉

天玉そば 460円(かき揚げ・玉子そば)
○麺(そば) : ヤワ ←☆★☆☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆☆★☆☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←☆☆★☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆☆☆★☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆☆★☆→ 好み

特上(生そば)ではない冷凍麺で頼んだので、サーブは早いが蕎麦のコシは弱い。
出汁はかなり温度が高く、ブシ系よりはシイタケの風味が強い、味のある出汁。
天ぷらは作り置きだけどこの出汁がうまく浸み込んで総合力の高い天玉になっていた。


11月最初の連休明けから出張で北陸に行くことになり、ついでに家族旅行を企画。
勤務時間が変則的だったからたまには家族孝行もしないとね、
なんて考えたまでは良かったんだろうけど。

嫁の両親も来るというので人数分の宿をなんとか確保する。
富山のほうまで新幹線で行きたかったんだけど、そっちでは希望の日程で宿がとれず
東京からは途中にある白馬へ宿をとることにした。

仕事ついでに会社の車を借りて行こうと思ったんだけどうまく行かず、
先行する嫁一家を電車で追っていく、世の中思うようにはいかないね。

松本までは特急で、あとは在来線の大糸線に乗る。
白馬へ行く前に信濃大町駅で乗り継ぎの電車を待つ間、駅の外に出てみると
ちょっときれいな立ち食いソバ屋があるではないか。

特上という生蕎麦を売りたいらしいけど、天玉にするとワンコインを超えるから
普通の蕎麦(冷凍麺らしい)で天玉を食べることにしたんだよね。
一長一短はあったけど、トータルではなかなかウマイ天玉だったと思う。

カタクリの花そば(蕎麦) / 信濃大町駅
昼総合点★★★★ 4.0

2019年11月1日金曜日

野方の「かどや」にて

Aセット 750円(もりそば+ミニカレー)
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆★☆☆→ コシ   
○出汁    : 甘口 ←☆☆☆★☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆★☆☆→ 好み


野方の駅からは少し離れてるけど、環七から少しはいったところにある。
「かどや」というだけあって、確かに小さな十字路の角にあるんだよね。


昭和のころからありそうな、レトロ感のある雰囲気は店の中も一緒だった。
もりそばは550円。勝手に激安店を想像してたけど、まあ普通の値段なのかな。
中華そばにカレー、カツ丼なんかもある食事処って感じの蕎麦屋だ。


セットメニューの定番らしいAセット(750円)。もりそばとミニカレーのセットだ。
せいろは小さく見えるけど、ソバは結構詰まっていたね。


おもったよりもコシのある蕎麦で、カレーが冷めないうちにずるずるとすする。
もりそば~カレー~そば湯、って流れで飯を食う。食べ終わってみるとボリュームもある。
場所が微妙なとこにあるんだけどね。風情もあって、セットは割安。いいランチだった。

かど屋そば(蕎麦) / 野方駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

三軒茶屋の「CHEF's PRESS」にて

駅から続いてる地下道の先にあった商業施設、だったと思う。
商談前だったけど腹が減ったのでサンドイッチと珈琲を掻き込んでいくことにした。


サーモンとハムの肉感あるサンドで、マヨやソース、野菜の水分にも負けずパンもふかり。

イートインスペースもあって、すぐ食べたいニーズを完璧に満たしていた。
あんまりサンドイッチって食べることないけど、たまに食べる一段ウマイね。

シェフズプレス Carrot St. SANCHA店サンドイッチ / 三軒茶屋駅西太子堂駅若林駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5