出張に行くと嫁にねだられるのが、土産である。
しかしそれ用に小遣いが増額されるわけでもなく、出張手当は給料と一緒に入るから
自由に使える資金は現地の食費で減ることはあっても増えることはない。
財布の中にある数百円をやりくりするほかないのだが、みやげ物は全般的に高いのだ。
そこで選んだのは。郷土料理やらご当地限定の菓子箱やらではなく、ローカルな地物となる。
白河銘菓「おきな餅」(250円)、それから大野農園の「桃ジュース」(300円)だ。
ストレート果汁の桃ジュースが、福島という土地柄もふまえ、土産としてもよいだろう。
意気揚々と帰宅したのは3時間後。どうやらこの土産は受け入れられたようだ。
ほんのりと品のいい甘さの餅菓子は食べられたけど、桃は嫁と子供で消化されたのだった。
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