落ち着いた雰囲気もいいが、店の中に手打ちの実演スペースもある本格派だ。
１人で入ると実演スペース脇のコの字型に配置されたテーブルに案内してくれる。
店に広がる出汁の香りや最初に出してくれる蕎麦茶の風味もいい。
頼んだのは、重ねせいろ（850円）である。打ち立て茹でたてだが１枚の盛りも悪くない。
冷んやりつるりとした舌触りにいくらかむちっとした食べ心地、カツオブシのきいた出汁もよく合う。
なるほど、これはなかなかうまい。
やっぱりうまいもんは減るのも早く、容器の出汁を半分ほど余しつつ完食。
もらった蕎麦湯に出汁を少しずつ足して、蕎麦湯もすべて飲み干して。満足の蕎麦だった。
こういうシンプルな食べ方もいいよね。天玉で蕎麦が気に入った店ではもりそばも食べようかな。
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