すると職安通りの大久保側に妙に目立つ看板をあげた店がある。
「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」
誰に向けての応答なのかわからず、店名だと気づくのに少し時間を要した。
「ラー油」と「。」が赤文字で強調されているようにも見える。
なんだかよくわからないが、昼飯はここにしてみた。
店に入ってすぐの場所に券売機がある。先に外のメニューを選んでおくといいだろう。
太麺でゆで時間が数分かかると書いてある。辛みのきいてそうな赤い色合いのにした。
卓上には辣油など調味料の他に揚げ玉や生卵も置いてあり、食べ放題のようだ。
出てきた丼には、茹でたキャベツやネギや豚肉に赤みがかった餡がかかっていて
唐辛子ではなくチリペッパーが振りかけられている。
蕎麦をたぐってみると確かに太く、丼の底の方から持ち上げようとすると
上に乗っている餡がずっしりとしていることがわかる。
「二郎の蕎麦版」という感じなんだろうか。ごつごつした蕎麦だ。
味に文句はないが全体量が多いから、そのまま食べ続けると少し飽きがきそうだ。
そのままでも辛味はあるが、看板に従って辣油を注ぎ、卓上の生卵も配置してみた。
玉子を投下するといかようにもマイルドな味にできる。
卓上調味料でオリジナルの味つけにしていくなら注文はスタンダードなやつで良いか。
連日食べたいっていうやつじゃないけど、いつかまた食べたくなる味。そんな気がする。
なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 西武新宿店 (そば(蕎麦) / 西武新宿駅、新大久保駅、大久保駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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