少し変わったような気がする。
住まいは西武線の沿線であるのだが
安メシを求めて新宿から中央線に出てしまうのだ。
馴染みの酒場で酒を吞むことに比べれば
立ち食い蕎麦の価格などたかが知れているのだが
月の小遣い3万円という典型的な安月給男としては
毎日のようにできる芸当でもなかったりする。
荻窪駅の階上側の改札を抜けたところにある
「爽亭」という駅蕎麦屋である。
単独の個人店という気もしないのだが、
「富士そば」や「ゆで太郎」のように展開してる風でもない。
中に入ると食券の販売機が構えている。
頼むのはやはり「かき揚げ天玉 480円」である。
壁やガラス面に向かってのカウンター席が広がっていて
食券を提出した後に出来上がったら取りに行く形式だ。
出来上がった天玉そばを取りに行くと、
干し海老とたまねぎ、三つ葉を持ったかき揚げに
刻み葱とワカメが付いている気の利いた一杯だ。
揚げ置きのかき揚げは状態が良いとは言えなく、
そばもどちらかというとボソボソして特長はない。
しかし自宅で食べる「増えるワカメ」とは食感の異なる
生ワカメの存在が気持ちいいのだ。
このへんは海藻が苦手な嫁にはわからんのだろうな。
ヌメヌメシャキシャキの気持ちよさ、
ああ、今度はわかめ蕎麦にしてみようかな。
爽亭 JR荻窪駅西口改札前店 (そば(蕎麦) / 荻窪駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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