冴えないおっさんが2人寄り添って夜の渋谷である。
しかし青山や六本木はもとより、渋谷でも店を知らない我々は、
スマホでの検索情報を頼りに安くて人気の居酒屋へと乗り込んだ。
地下へ伸びる階段を降るまでは情報を訝しんだものだが、
店の広々したカウンターは客でごった返していて、
肩身を狭くしてなんとか片隅に潜り込めた次第である。
ビールで乾杯。キャッシュオンと聞いていたので、とりあえず1000円ずつを出し合った。
つまみにはハムキャベツ、さつまあげ、それからオクラの天ぷらだ。
2人で分けやすい数なのはたまたまなのだろうか。
抜群に旨いという感じではないが、酒場らしい賑やかさがサラリーマンには心地いい。
立ち飲みだから長居するには向かないのだが、
これだけ混んでるとすぐに出るのも勿体ないような気もする。これも貧乏性なのか。
ビールをもう1杯ずつ吞むことにして、千数百円の渋谷飲みを終えた。
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