酒を飲んでの失敗はいろいろあるが、無駄に食欲があがることもその1つだ。
祝日前の会社の飲み会で会費の負担がないのをいいことにがぶ飲みをし、
なんとか最寄の駅まで着いて自宅へ向かっていた時だ。
黄色い看板が妙に遠くから視界を席巻する。見慣れたあの看板が妙に脳を刺激する。
「ああ、寄っちゃうんだろうな」と思いながらスマホのカメラを看板に向けていた。
なぜ斜めに撮れてしまっているのか、それは俺にもわからない。
気づいた時には店に入っていて、食券を買ったところまで激写している。何を考えていたんだ。
後ろに人が並んでいたら、さぞかし不快にさせてしまっていたことだろう。
深夜の酔っ払いの前に現れた至福と背徳の丼。全てを洗い流してくれそうな味噌汁。
ここまで来たらもう止まる必要もあるまいか。ひたすらかっ込むのみだ。
なんで酒を飲んだ後の締め丼はこんなにもうまいんだろうか。次もまた懲りずに食うんだろうな。
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