2017年12月31日日曜日

池袋の「乱切り蕎麦あずみ」にて

★海鮮かき揚げ玉子そば 660円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆☆★☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆☆☆★☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←☆★☆☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆★☆☆☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆☆★☆→ 好み

蕎麦は色黒で、立ち食い店としてはかなガシッとコシの強い麺である。
対して出汁はうま口ながら甘さが強く、玉子よりは唐辛子をあわせて深みが出る感じだ。
海鮮かき揚げは海老がしっかり入っている。作り置きで冷めているので出汁に浸してから。

嫁と買い物に来た池袋。出発ぎりぎりまで寝ていたので自分だけ朝飯を抜いて出たから
パルコで嫁が服を見ている合間に1階にある立ち食いソバ屋でサッと済ますことにした。

電車は空いていたが大晦日の池袋は混んでいる。ああ、今日に限らずいつも混んでるか。

 
乱切りってあんまり聞かないけど、手打ちってことなんかな?
 
表に食券の販売機があり、横にはメニュー表も出ていた。ノーマルの天玉は530円か。
ワンコインオーバーするならいっそ海鮮かき揚げにするのもいいだろう。大晦日だし。
 
しかし店の中は狭い。細長い通路に並ぶ客の後ろを通って食券を渡す。
壁向きの立ち食いカウンターが8人分とってある。春日の「天かめ」ほどじゃないけど、やはり狭い。
 
 
玉子を割ってから天ぷらのせるから黄身が崩れてしまっている。こういうのやだな。
天ぷらは立体感あるけど冷たくなっているから出汁に浸してからかじる。味は悪くない。
出汁は甘口なんで、玉子より唐辛子がマッチした。蕎麦はいいと思うけど、天玉バランスはいまいちか。
 
勝手にひとりで年越し蕎麦を食べてしまったんで少し後ろめたいが。
近所の蕎麦屋で生そばを買ったんで、夜は家で年越し蕎麦を改めて食べるとしようかな。
 

あずみ 池袋東口店そば(蕎麦) / 池袋駅東池袋駅都電雑司ケ谷駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2017年12月23日土曜日

野方の「生蕎麦 松屋」にて牛なべうどん

松屋と言っても牛丼チェーンの店ではなく、もちろんデパートでもない。
野方から中野へ向かうバスどおりに緑色の看板を掲げて営業している蕎麦屋である。

看板と暖簾と「営業中」の表示だけ。シンプルだなあ。こんな店あったんだ。

店の中はやっぱり古めかしいつくりをしている。小柄なばあちゃんが挨拶をくれた。
何にするか。もりそばも安いし丼とのセットでもいい。寒くなったし鍋焼きなんかも。
そんなことを考えていたら、「牛なべうどん」なんてうまそうなのを見つけた。

ごっついネギに生玉子、牛バラ肉にワカメとカマボコ。熱々の土鍋が出てきたよ。
出汁はずいぶん甘口で、なんだか懐かしい味がする。玉子を溶くと一層うまい。
見た目より肉も入っていて、うどんにも出汁がよくしみていた。
最後はすっかり汁も飲み干してしまい、にこにこ顔の爺ちゃん婆ちゃんにお礼を言った。

昭和レトロって言っちゃっていいのかわからないけど、なんだかいいな、こういう店。

松屋そばそば(蕎麦) / 野方駅沼袋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

2017年12月22日金曜日

鷺ノ宮の「ちよだ鮨」にて

駅前によくある持ち帰り鮨屋「ちよだ鮨」で買った握りとバッテラである。
嫁のご機嫌とり的に買ったわけだが、結局は分かち合って食べることにした。

にぎりのネタというか魚は酢メシに乗ってるだけという気もしないではないが、
何百円って安さ(しかも遅い時間で値引きあり)だしツヤもいいし、コスパが良い。

にぎりと一緒に買ったバッテラ。これもサバがずいぶんと立派な大きさだね。
俺的にはこの通常価格250円というバッテラを選べた自分が誇らしい。
箸で持ったらサバがズルリと落ちてしまったけど、そんなのはご愛嬌。
いい買い物だったと思う。なかなか開いてる時に帰ってこれないからね。また行こう。

ちよだ鮨 鷺宮店寿司 / 鷺ノ宮駅都立家政駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

鷺ノ宮の「江戸屋鮨八」にて

職場の先輩が阿佐ヶ谷に引っ越してきて、鷺ノ宮で飲むことになった。
急な連絡だったので、すっかり家に帰ってメシを食うつもりでいたのだが仕方ない。
晩飯の準備をしてくれと電話を入れた30分後に「やっぱいらんわ」の電話を入れなおす。

予想はしていたのだが、嫁が著しく不機嫌な声を出す。
寿司の土産を買うことで機嫌をとり、とりあえず飲みにいくことにした。

選んだのは駅前の商店街にある江戸屋鮨八である。
焼き鳥と鮨の両方を看板にしているちょっと変わったハイブリッド店だ。

いろいろ飲み食いをして、割り勘にしてから手土産の鮨を頼もうとしたら
先輩が自分が全部出すから良いという。
嫁への手土産を出してもらうのも気が引けたが、安めの細巻きを選ぶことにした。
ごぼう巻き、わさび巻き、納豆巻きの3種類コラボだ。


串焼きも唐揚げもうまかったのだが、先輩の前でバシバシと写真を撮るわけにもいかず。

ただサプライズ感は薄いので、まだ開いていた「ちよだ鮨」で値引き品も追加で買った。
持ってかえって嫁と分かち合う。細まきは見た目こそ地味だけどなかなかうまい。
だがまあ。ご機嫌とり的にはちよだ鮨も買っといて正解だった。

江戸や鮨八居酒屋 / 鷺ノ宮駅都立家政駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

2017年12月17日日曜日

池袋の「快活クラブ」にて

前に駅近で会社の車を待っている時に漫画喫茶に寄った。
ネットカフェとの違いはよくわからない。
気になる漫画の続きが読みたくて、仕事の合間に池袋で漫画喫茶にまた寄ってしまった。
読書の合間に飯にする。快活クラブは食事も安いわけじゃないが仕方ない。

つけ麺を始めたようだが、店の名前が入ったプレートを選んだ。ジャンバラヤって何だ?
画面上で注文ができる。伝票を持ってレジにいかなくてもいいんだな。

しばらく経って、席まで持ってきてくれた。
トンカツonアジアチックな炒飯、フライドポテト添え。なかなかのボリュームだ。
カツは衣も厚いが肉もそれなりに厚い。炒飯は冷めると食べにくくなるから急がんと。

粉チーズとタバスコがあったから後からたっぷり掛けた。激辛になったぜ(馬鹿)。

漫画は読破できなかったが、まんが飯というのも面白いかもしれない。
今度は別の系列を攻めてみるか。

快活CLUB 池袋東口駅前店その他 / 池袋駅東池袋駅都電雑司ケ谷駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

2017年12月16日土曜日

後楽園の「地下鉄 後楽園そばコーナー」にて天玉

★野菜かき揚げそば 390円
○麺(そば) : ヤワ ←★☆☆☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆☆★☆☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←☆★☆☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆☆★☆☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆★☆☆☆→ 好み

迅速提供で、蕎麦はいっそ潔いくらいにコシがないプツプツ切れる軟弱な麺。少し太めでよく出汁を吸う。
その出汁はいくらか辛口寄りではあるが、加熱の影響か思った以上に酸味が感じれた。
天ぷらはタマネギのかき揚げであり、細切りのタマネギがうまく揚がっていてショリショリする食感もよし。
比較的衣は薄手でこっちも出汁をよく吸い込む。天ぷらがなかったら結構残念だったと思う。

春日駅前の「天かめ」から丸の内線の後楽園駅へ。駅前の道路対岸にこの店はある。
「地下鉄後楽園そばコーナー」変わった屋号であるが、昔からありそうなオーラも感じられる。

連食になったことと、1番人気が天玉でなく天ぷらそばだったことを受けて、ここでも玉子は抜きで。

平日の12時半過ぎというかきいれ時とも思えるが、店内の客数はまばらであった。
広い厨房スペースにはおっちゃんが3人。その甲斐あってか食券を渡すと10秒しないうちに出てきた。

絵面的にはそんなに天かめと変わらないのにな。そばがもう少し好みだったらな。

地下鉄後楽園そばコーナー立ち食いそば / 後楽園駅春日駅水道橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

春日の「天かめ」にて、かき揚げそば

★かき揚げそば 340円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆☆★☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆☆☆★☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←☆☆☆☆★→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆☆☆★☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆☆☆★→ 好み


蕎麦は細打ちの麺ではあるが、むちっとしてコシもあったので軽く驚いた。
醤油の色が濃いけど澄んだ出汁、キッと辛口でコクも感じる。かけソバとしても好きな組み合わせだ。
かき揚げはタマネギたっぷりで数センチほどの高さがある円柱形。揚げたてから少し冷ました感じも好み。

連食する予定だったので玉子は落とさなかったが、これはかなり好きな一杯になりそうだ。もう1度試したい。


平日の休みに東京ドームへ行くことになったので、以前からマークしていた「源太郎そば」でも行こうと。
天ぷらそば550円という値段はチェックしていたんだけど、店の前まで行ってみたらモーニングサービスがあり
開店~10:30までは天玉そばが410円って張り出してあったんだよね。

なんか気が抜けて、周囲の別の店に行ってみようと変心して並びにあったこっちの店へ。
ほかにも何軒かあったから連食してみようなんて気を起こしてしまったのは失敗だったかな。

外に食券の販売機が2つ並んでたから大きな店かと思ったんだけど、中に入ると狭い通路に立ち食い席だけ。
厚着のこの季節は大人4人も入ったら出入りが難しくなっちゃうくらいの狭さ。ある意味すごい。

だけど冒頭に書いたとおり、かなり自分好みの一杯で、なおかつ340円、天玉でも400円以下ってコスパ。
カツオ出汁に特製かえしを加えたという出汁、切り立て野菜と新しい白絞油使用という天ぷら。
オフピークの時間帯で作り置きの天ぷらがなかったのも幸いだったのかもしれない。
同じ系列の店も数件あるみたいだし、ここか他かはもう1度行っておきたいね。

天かめ 春日店立ち食いそば / 春日駅後楽園駅水道橋駅
昼総合点★★★★ 4.3

2017年12月12日火曜日

所沢の漫画喫茶にて家系ラーメン?

所沢で会社の車にひろってもらうことになり、待ち時間に漫画喫茶へと入ってみた。
駅前からのびるナントカ通りにある「漫画喫茶ゲラゲラ」である。

こち亀を数冊持って個室に入ると、フードメニューなんかも置いてある。
タイムチャージがあるためか値段はそんなに高くない。
そんな中でも気になったのが、「オススメTOP3」というなんだかわからんTOP3だ。


そしてそんな中で頂点に立つおすすめメニューが、なぜか「家系ラーメン」の豚骨醤油である。
しかも300円という価格設定はなんなのか。家系といえばトッピングでもした日には軽く1000円を超える
貧乏人泣かせのラーメンではないか。家から近い駅にもあるが、最近とんと御無沙汰だ。


そんで、頼んでから数分で出てきたのがこの丼だ。むちむち縮れ麺、ホウレンソウとチャーシュー乗せ。
スープはぬるいが麺が生麺でしっかりしているので、なかなかうまい。300円なら上々だ。

生麺の消費期限が迫ったためか、安く仕入れるルートがあるのか、はたまたサービスか。
ちょっと得した気分になれた。こういうこともあるんだな。

ゲラゲラ 所沢店その他 / 所沢駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

三鷹の「さとう」にて天玉

★天玉そば 460円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆★☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆☆☆★☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←☆★☆☆☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆★☆☆☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆★☆☆→ 好み

色黒の太い麺で、ヤワいけど太い分だけ食べでがある。噛むと少し粉ぽっぽい気もするかな。
かき揚げは甘みあるタマネギたっぷりで、作り置きだけどなかなかウマイと思う。
出汁はカツオブシとシイタケだろうか、ちと甘口だが優しい味で蕎麦の感触が際立つ気がする。


三鷹駅の北口側に降りて左手、ロータリー沿いに横長の立ち食いソバ屋がある。
自販機の左右に入口があり、どちらから入っても同じような客席がある。
椅子もいくつかあるから空いてれば座って食べることもできるようだ。

天玉そばも「天ぷら玉子」として通常メニューにノミネートされている。
当店のおすすめが「きしめん」であることにはこの際は目をつぶっておこう。

左右の客席の間、外から見たら自販機の裏手あたりが厨房になっていて、
入った時は1人で右からも左からも注文を受けて作っていた。なんだか過労が心配だ。


天玉そばを頼むと、おもむろに袋麺のビニールを破って蕎麦をゆで始める。
その姿を見てあまり期待はしていなかったのだが、出てきたソバは色黒の太麺で、むちっとした侮れないソバ。

店の奥からは材料の発注をする女性の声が聞こえたが、なんだかカタコトっぽかったなぁ。
どんな人が店主なのかは知らんけど、天玉はそれなりに食べられた。

駅の改札脇に「いろり庵きらく」がある割には、断続的にお客さんも入って居て健闘していた。

立喰いそば さとう立ち食いそば / 三鷹駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

2017年12月8日金曜日

鷺ノ宮の「栄華」にてカレーラーメン

鷺ノ宮駅から中杉通りを阿佐ヶ谷に向かって進むと、信号のところに中華屋がある。
駅よりは白鷺二丁目バス停のほうが近いだろうか。先日通りがかって狙っていた店だ。
薄暗い通りにポツンと立っている店で、何人か客も入っているようだ。
小さい椅子の並んだテーブルがなんか無造作な感じで並んでいる。

メニューの中から選んだのは「カレーラーメン」だ。
最近はカレーうどんやカレーつけ麺やらが増えてきているが、それとはあまり関係ない。
麺は太麺か細麺が選べるらしい。スープやカレーの熱さに耐えられそうな太麺にした。

あらためて写真で見ると坦々麺のようにも見えるが、カレー臭は半端ない。
電車で隣りに座るなら「きつい加齢臭」と「きついカレー臭」とどっちがいいかな、
などとどうでもいいことも脳裏に思い浮かべつつ、食べてみることにした。

ベースの醤油スープ(たぶん)で伸ばしてあるためかカレーはサラサラだ。
家庭のカレーよりは辛口だろうか、知ってるスパイスの香りがする。
太麺の麺と麺の隙間をカレースープが埋めて一団になっているように見えるが、
麺をすすると汁は飛び散り、服の汚れに気を使わなくてはならない活きのよさだ。

熱さとじんわりくる辛さで冬場でも発汗してくるのを止められない。
麺の量も結構あるから650円という価格はなかなかお得かもしれないな。

栄華中華料理 / 鷺ノ宮駅都立家政駅
夜総合点★★★☆☆ 3.3

静岡で買ったマグロめんちバーガー

出張で静岡に出かけ、乗り換えの待ち時間に駅の購買で「まぐろメンチバーガー」。
野菜ジュースと一緒で栄養バランスもばっちり、かどうかはわからない。

袋を開ける。食べやすいようにフィルムが剥けるやつだ。
ふかふかのパンにカリカリのフライ、中のメンチは思った以上にジューシーで
味のインパクトは乏しい気もするが、なるほど、確かにマグロらしき味がする。

一緒にいた同僚には「高校生みたいでなんか貧乏くせぇな」などと揶揄される。
新幹線に乗る前に1000円以上する駅弁を買うのもいいかもしれないけど
地域にしか売ってないようなこういうパンを食べるのも面白いと思う。

ただ単に、メシ代をケチっているわけじゃない、とは自分に言い聞かせている。。。

清水製パンパン / 御門台駅草薙駅(JR)
昼総合点★★★☆☆ 3.5

品川駅の「吉利庵」にて天玉

★天玉そば(かき揚げ温玉そば)600円
○麺(そば) : ヤワ ←☆☆★☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆☆☆★☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←☆☆★☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆☆☆★☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆☆★☆→ 好み

すきっと辛口の出汁に、少し太めでむちっとした歯触りのソバ。このバランスはなかなか好きだ。
かき揚げは円柱形でデカく、たっぷりタマネギにニンジン、長ネギ、ミツバが入ったサクサクの上物。
揚げたてという感じではなかったが辛口出汁とは相性もよく、食べやすいいい温度だ。価格は高めだがうまい。

きれいになったJR品川駅の連絡通路。飲食店やテイクアウトの店が密集している楽しいところだ。
実は駅のホーム上にある立ち食いソバ店を目指していたのだが、「かき揚げ蕎麦」の看板を見つけて
急きょ予定変更をしたという経緯であったりする。まあどうでもいいが。

入り口前に食券の販売機が2台並んでいる。「天玉」相当の「かき揚げ温玉そば」は600円と高めだ。
しかしハズレの可能性は低いように感じ、おとなしく食券を購入することに決めた。

店の中にはフロアマネージャーみたいなおっちゃんが立っていて、食券を渡すと中に声をかけてくれる。
さほど待つこともなく出てきたのが、でっかいかき揚げをともなった天玉そばだ。

それにしても円柱形の天ぷらがゴツイ。そのままではかじりにくいところが難点だが、まだ温かいので
出汁にじわじわと浸して解体していくことにした。タマネギはうまいし油も悪くない。600円の価値ありだ。

吉利庵そば(蕎麦) / 品川駅北品川駅高輪台駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

2017年12月4日月曜日

蒲田の「みよし庵」にて天玉

★天玉そば 350円
○麺(そば) : ヤワ ←★☆☆☆☆→ コシ   
○天ぷら   : 粉  ←☆★☆☆☆→ 具だくさん 
○揚げたて度 : 乾燥 ←★☆☆☆☆→ 揚げたて
○出汁    : 甘口 ←☆★☆☆☆→ 辛口

○個人的に  : 苦手 ←☆☆★☆☆→ 好み

蕎麦は出てきた瞬間からすでに出汁を吸ってプツプツ切れる汎用的な麺であり、
薄ぺったんの独特なかき揚げは粉が重きを占めているが、薄い分だけこれも出汁を吸う。
そして色黒ながらも甘みのある出汁、ど定番中のど定番的な昭和の駅ソバである。


最初は店の名前がよくわからんかったが、ビル名が店名なのだろうか?
蒲田の駅ビルを出てすぐの場所、ビックカメラの入り口脇に見える店である。

素人(なんのだ?)には少し入りにくい入り口であるが、店の中はおっさんパラダイス。
立ち食いカウンターのみで、チャキチャキのおばちゃんが元気に挨拶をしてくれる。
駅前の好立地ではあるが、「かけ210円」とやはり庶民派だ。「おいなり70円」も嬉しい。

秀でたところは特にない味なのだが、このソウルフード感は決して嫌いじゃない。
いや、むしろ好きかも。。。

みよし庵そば(蕎麦) / 蒲田駅蓮沼駅京急蒲田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.3

2017年11月28日火曜日

野方の「鶏あえず」にてチョイ飲み

沿線の同僚と野方駅付近で飲むことになった。
寒くなってきたので「とりあえずどっか入ろう」なんて言ってたら、まんま「とりあえず」って店があった。

鶏から揚げのテイクアウトもやってるらしいが、店の中でも飲めるようだったので入ることにした。

漢字は違うが店の名前と同じメニューが揚げ物の欄にある。甘酢を和えた鶏から揚げのようだ。

なるほど、ケンタッキーのような衣にたっぷりの甘酢餡がかかっている。
衣もザクザクした歯ざわりでなかなかうまい。この1皿で500円とは、なかなかリーズナブルだ。

軽いツマミがほしくてピリ辛めんま(320円)を追加する。
作りおきの惣菜かと思ったら、中華鍋でさっと炒めるように。唐辛子でなく胡椒での辛口仕上げ。
量は少ないが酒の肴にはけっこうしっくりくる。1本100円のチーズスティックには手を出さずにすんだ。
モダンレトロというか、昔風に作られた内装で、「とりあえず」1杯やるにはちょうどいい店だ。

鶏あえず 野方店居酒屋 / 野方駅都立家政駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

2017年11月27日月曜日

練馬の「仁八」にて天玉

★天玉そば 620円
○麺(そば)  : ヤワ   ←☆☆★☆☆→ コシ   
○天ぷら    : 粉    ←☆☆☆☆★→ 具だくさん 
○揚げたて度  : 乾燥  ←☆☆☆☆★→ 揚げたて
○出汁     : 甘口  ←☆☆★☆☆→ 辛口

○個人的に  : 苦手    ←☆☆☆★☆→ 好み

蕎麦は細麺で激熱出汁にやられダレていたが、冷やしで食べればしっかりコシが感じられそう。
天ぷらはタマネギ、ニンジン、三つ葉、干し海老と具だくさんで揚げたてなのが嬉しい。
しかし激熱出汁の前にすぐに崩れてしまうし、下味がないので天ぷらをそのままかじると油っぽい。
汁は熱いが、カツオブシなど深みのある甘辛で、単価は高いがそれぞれのモノは良い。

ひさしぶりに練馬駅を降りて区役所側の出口を抜けると、新しい店の看板が見えた。
牛タンと蕎麦の店らしく、階段を下りて店の前によってみた。

どうやらメニューには「天玉そば」もあるようだ。
嫁も実家に出ているし帰ってもメシはないからな。はいってみることにした。

「天玉そば」は620円。酒場風なので軽くつまんで飲んでから、というのも考えたのだが、
定食だけを頼んでいる客もいたし食事だけでもよさそうだ。座ってすぐに天玉そばを頼んだ。

少し油の浮いた醤油のきいてそうな汁、生たまごの白身の透明感、円柱形のでかいかき揚げ。
麺は細いから早めに食べたいところだったがまずは汁、天ぷら、蕎麦のいつもどおりの順で。

麺も玉子も天ぷらも、それぞれはしっかりとうまいと思う。
ただ、蕎麦の汁が熱すぎることが全体バランスを乱しているような気がする。
もう少し冷めてると天ぷらも蕎麦もあわてずに味わえるのにな。ま、個人的な感想だけどね。

定食は700円から限定の2,200円までとずいぶん価格幅が広い。
中の店員さんが「蕎麦のぶ」のTシャツをきていたから、同じ系列の店なのかもしれない。

仁八そば(蕎麦) / 練馬駅豊島園駅桜台駅
夜総合点★★★☆☆ 3.9

JR東日本30周年フェスにて、山菜そば

★山菜そば 300円(ハーフサイズ:イベント限定)
○麺(そば)  : ヤワ  ←☆☆☆★☆→ コシ
○出汁     : 甘口 ←☆☆★☆☆→ 辛口
○個人的に  : 苦手 ←☆☆★☆☆→ 好み

「ふのり」を練りこんだ蕎麦、俗に言う「へぎそば」であるが、駅ソバでもむちっとした食感が良い。
出汁は甘みのある優しい味なのだが、蕎麦そのものの味がしっかりしてるため薄く感じる。
かき揚げそばが完売のためやむなく山菜そばにしたが、山菜は業務用っぽかったな。

JR東日本30周年イベントで出店している3エリアの駅ソバ。最後に食べたのは新潟エリア。
麻婆そば以外がイベント限定という表示だったので、「スキです駅そばキャンペーン」の参加情報から
湯沢駅の「湯沢庵」であると想定している。

長野エリアの平打ち蕎麦もうまいと思ったが、蕎麦単独ではこっちのほうが好き。
新潟に行く用事は仕事でもプライベートでもまったくないけれど、
イベント出店版でさえこんなソバが食えるなら出張ではぜひ行って見たいものだ。

「へぎそば」はどちらかと言えば器のほうで、蕎麦のほうは「ふのりそば」が正しいみたいだね。

湯沢庵立ち食いそば / 越後湯沢駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9