取引先での打ち合わせを終えての昼飯で、ささやかすぎる対立が起きた。
争うぐらいなら別々の店に行けばいいわけなのだが、
打ち合わせと称して会社に昼飯代を請求することを考えると一致を要する。
結果、この日はそば屋、明日はうどん屋ということで話がついた。
井の頭線の東松原駅に近い「巴屋」さんである。
昔ながらの蕎麦屋のていで、小さい椅子を備えた卓が並んで、昼間は込んでいる。
暑くなったので冷たい「サラダそば」だ。きつねとキャベツ、ネギ、にワサビ。
一風変わりつつも清涼感のある皿盛りのソバだ。
蕎麦はツルツルとなめらかで、コシはさほど感じないが普通にうまい麺だ。
冷やし蕎麦らしく濃いめの汁で、キャベツを食べる箸も進む。
同僚は暑さの中でも「力うどん」と、対極的な注文ではあったが表情は晴れやかだ。
そもそも嗜好が近いからね。翌日は仲良く踏切向こうにあるうどん屋を訪れた。
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