練馬の「千曲食堂」にて天そば

天ぷらそば　600円
○麺（そば）　：　ヤワ　←☆☆★☆☆→　コシ　　　
○天ぷら　　　：　粉　　←☆★☆☆☆→　具だくさん　
○揚げたて度　：　乾燥　←☆☆☆☆★→　揚げたて
○出汁　　　　：　甘口　←☆☆★☆☆→　辛口
○個人的に　　：　苦手　←☆☆★☆☆→　好み

注文後にタマネギを刻み、小麦粉から衣を作る。揚がるまでに乾麺の蕎麦を茹でる。
揚げたてのサクサク衣は歯ざわりが良い。タマネギよりは衣の歯ごたえが際立つ感じ。
蕎麦は少し平たい乾麺で、シイタケ風味のにじむ出汁とは相性がいい。家庭的な天そば。

練馬駅から区役所の向かう路地で、古い食堂を見つけた。

両隣りの店は比較的新しいようにも見えるが、ここだけ抜群のイニシエオーラが出ている。

すごいなーと思い、通り抜けようとしたんだけど。
ガラスをはめこんだ木の扉に、「かきあげ丼」という張り紙が見えた。

昼飯もまだだったし、怖いもの見たさで入ってみることにした。
白髪のおばあちゃんが１人でやっているようで、にこにこと「いらっしゃい」と迎えてくれた。

思ったとおりソバもあるが、天ぷらそばが600円で、月見そばも600円。
天ぷらと玉子が対等ということなのかな。天玉でも頼めたろうけど、天ぷらソバにした。

注文してからボールに粉をとりわけ、衣を作るおばあちゃん。
タマネギを刻んでから油にかけるとジュワ～ッと天ぷらを揚げる音がひびく。

カウンターのケースに煮物があり、赤ウインナーとエノキ、ブロッコリーというイタリア色。
玉子を頼まなかったから、代わりにこの小鉢をもらおうか。こっちは注文後にレンジへ。

料理名があるかどうかは知らないけど、煮物の小鉢は350円。合わせて950円になった。
全体的にしんなりしてる感じだけど、エノキが見た目よりたっぷりで食べ応えあったね。

そんで、天ぷらそば。最近の洗練された駅ソバには及ばないけど、どん兵衛よりは、ね。

やけにほのぼのした食事になった。古いお店はそれなりの味があるな。

千曲食堂 （定食・食堂 / 練馬駅、豊島園駅、桜台駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5