昼夜を問わず通行人が絶えない好立地ゆえか、「天玉そば」は550円と少し高めだ。
隣の「かき揚げそば」が490円でぎりぎりワンコイン、やや悩んでからやはり天玉にした。
入口の券売機で食券を買ってから、受付カウンターに渡す。
店内厨房には数名の店員がいて、食券を渡してから出てくるまではかなり早めだ。
かつお出汁の風味が漂うツユは熱々で、カウンターに移動したら卵白が白みがかっていた。
きざみネギも細かめでイガミがなく、ホウレン草が入っているのも少し気分が良い。
かき揚げはサクサクで、揚げてからさほど時間は経っていないようだ。
タマネギを中心に野菜の甘さが感じられる立ちソバとしては会心の天ぷら。
蕎麦はコシがあるわけではないが、ボソボソせずにツルッとした食感が心地よい。
中盤以降は次第にひたってきたかき揚げと麺に玉子を溶き交ぜてマイルドに、
その後で唐辛子をふりかけて引き締めてみたりする。
一体感の高い、充実の天玉であった。天ぷらの状態が常にこれなら550円も悪くない。
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