以前はラーメン屋に行こうものなら当然のようにサイドに餃子を付けていたのだが。
胃腸の消化能力が衰えたためか、懐の余裕のなさのためか、
このところ外で食べることがめっきり少なくなった気がする。
近所のスーパーで買った餃子を家のフライパンで焼き、金麦と一緒に喰らう。
昨年1年を振り返ると、こういう状況以外で餃子を食った記憶がない。
そんなことを思い起こしたのは、たまたまつけたテレビで餃子の特集をしていたからだ。
王将にでも行こうと嫁を誘ってみたら、満州の方がいいということで野方にやってきた。
赤ん坊をかわいがる親が近くに住んでいるととても便利というか、助かるな。
南口側はあまり歩くことがなかったのだが、なるほど駅からすぐの場所に店がある。
そして値段も嬉しい。中華食堂らしく麺や定食も様々ではあるのだが、
餃子定食が税込み388円、ダブル餃子定食でも550円という値段設定である。
方針が決まる。嫁・餃子定食、俺・W餃子定食。
2人で1,000円を切ることに内心喜んでいることは、一応嫁には伏せておくことにした。
少し床がベタつくとかはたいした問題ではないだろう。
カリッと焼かれた餃子が2人前。スープにごはん、ザーサイが付いての定食だ。
休日だったし餃子でビールでも良かったかなとも感じたのを悟られたのか、
嫁の方から「ビールはいいの?」と尋ねてくる。
これはきっと、値段で喜んでいたこともとうに見透かされているのだろう。
ニンニクのうまみと生姜のさっぱりさが両立していて、そのまま食べてもすんなりだ。
食べているうちに皮が少し渇くというかかたくなってしまうので、タレの汁気もほしくなる。
瓶ビールを嫁と分かち合う、まったりした休日の一時であった。
ぎょうざの満洲 野方南口店 (中華料理 / 野方駅、都立家政駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8
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